2009年10月26日月曜日

Windowsが起動せず、壁紙とマウスポインタしか表示されない症状

10/27追記・修正
10月15日頃より、表題のとおりWindows XPが起動せず、壁紙とマウスポインタしか表示されない症状が全国的に多発しているようです。
参考URL ↓追加情報があるようです
Windowsロゴが出た後、真っ黒の画面にマウスカーソルだけ。  -  パソコントラブル出張修理・サポート日記
全体的に引用・加筆させていただきました。ありがとうございます。
【症状】
Windows XP起動時、壁紙とマウスポインタのみ表示されて、起動が止まる。
Ctrl+Alt+Delなどのキーボード操作も効かない。
セーフモード・前回正常起動時の構成でも同じ症状が発生する
【原因】
ウイルス「Win32/Daonol」に感染し、Windowsが起動する部分のレジストリが書き換えられたため
参考サイト
パソコンが起動しない!ウイルス「Win32/Daonol」の感染が拡がっています - AzbyClubサポート:富士通
コンピュータウイルス「Trojan.Win32/Daonol.H」について - dynabook.comサポート情報

東芝のパソコンについては有償での復旧サービスがあるようです
【処置】
Windows XP以降のインストールディスクが必要です。 補足#0
リカバリディスクでは復旧できません
 また、回復コンソール・コマンド操作・レジストリ操作に不慣れな方はおすすめできません
以下の手順を実施するか、リカバリを実施してください
以下の手順で復旧できる保証はありません。あくまでダメ元というつもりで実施して下さい。

(1) ハードディスクを本体より取り出し、必要なデータを取り出す) 
(2) インストールディスクにて起動し、回復コンソールに入る
(3) c:\windows フォルダに移動
cd c:\windows
(4) 元のレジストリファイルをバックアップし、初期状態のレジストリファイルを読み込ませる 補足#1
md tmp
copy c:\windows\system32\config\system c:\windows\tmp\system.bak
copy c:\windows\system32\config\software c:\windows\tmp\software.bak
copy c:\windows\system32\config\sam c:\windows\tmp\sam.bak
copy c:\windows\system32\config\security c:\windows\tmp\security.bak
copy c:\windows\system32\config\default c:\windows\tmp\default.bak
del c:\windows\system32\config\system
del c:\windows\system32\config\software
del c:\windows\system32\config\sam
del c:\windows\system32\config\security
del c:\windows\system32\config\default


copy c:\windows\repair\system c:\windows\system32\config\system
copy c:\windows\repair\software c:\windows\system32\config\software
copy c:\windows\repair\sam c:\windows\system32\config\sam
copy c:\windows\repair\security c:\windows\system32\config\security
copy c:\windows\repair\default c:\windows\system32\config\default

exit

と入力すると、回復コンソールが終了します。コンピューターを再起動します。
(注:ノーマルモードでの起動はまだ)
(5) F8連打にてセーフモードで起動 ~以下GUIにて操作~ 補足#2 #3
c:\System Volume Information フォルダを開く
(6) _restore{xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx}といった名前のフォルダを開く
複数あれば、更新日が今日の日付ではない方を開く
(7) RP*** フォルダの正常に動作していたはずの日付で更新されているフォルダを開く
(8) Snapshot フォルダを開き、
_registry_machine_system
_registry_machine_software
_registry_machine_sam
_registry_machine_security
_registry_user_.default
c:\windows\tmp にコピー(移動はダメ)します
(9) c:\windows\tmp を開き、
_registry_machine_system → system
_registry_machine_software → software
_registry_machine_sam → sam
_registry_machine_security → security
_registry_user_.default → default
に名前を変更する
~以下コマンド操作~
(10) 再びインストールディスクにて起動し、回復コンソールに入る
(11)  (9)で作製したc:\windows\tmp のレジストリファイルをc:\windows\system32\config にコピーする
copy c:\windows\tmp\system c:\windows\system32\config\system
copy c:\windows\tmp\software c:\windows\system32\config\software
copy c:\windows\tmp\sam c:\windows\system32\config\sam
copy c:\windows\tmp\security c:\windows\system32\config\security
copy c:\windows\tmp\default c:\windows\system32\config\default

(12) 再起動し、通常起動をかける


補足
#0 内蔵ハードディスクがS-ATAの場合は、Windows XPのインストールディスクだとエラーが出ます。
その場合はVista/7のインストールディスクを使用してもよいです
#1 copy c:\windows\repair\system c:\windows\system32\config\system がエラー
今回の場合は
copy c:\windows\repair\system.bak c:\windows\system32\config\system
でうまくいきました
#2 System Volume Information フォルダが無い場合
フォルダオプションより すべてのファイルを表示にチェックし、
保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない のチェックを外す
#3 System Volume Information フォルダのアクセスが拒否される場合
右クリック → プロパティ → セキュリティ → Administrator を追加 → フルコントロール にする


2009年10月4日日曜日

DVDブート/USBブートができないPCへのWindows7のインストール

DVDが読めない・USBメモリからのブートができないPCへのWindows7のインストール
(事前にインストールDVDのファイルをUSBメモリ・外付けHDDなどにコピーしておく)
・Vista起動ディスク/VistaインストールCDから起動
   コンピュータの修復 → コマンドプロンプトを選択
・ディスクのフォーマット、ファイルのコピー
   diskpartを使ってWindows Vista/7のインストールUSBメモリを作る
   http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1155diskpart/diskpart.html
   上記のコマンドを参考にして内蔵HDDをフォーマット・USBメモリからHDDにファイルコピーする
   ただし format fs=fat32 ではなくformat fs=ntfsがよいかも
   (クイックフォーマットは format fs=ntfs quick でできた)
(この時点ではエラーが出て起動できないため以下の手順を実施)
・再度Vista起動CD/VistaインストールCDから起動
   コンピュータの修復 → スタートアップの修復
   (これにてHDDからインストーラが起動する)
・画面の表示の通りインストールを実施
   カスタムインストールでHDDはフォーマットしない



2009年9月30日水曜日

Windows xp で所有者 アクセス権を変更する手順

Windows xp で所有者 アクセス権を変更する手順
故障したPCよりハードディスクを抜き出してアクセスする時、Documents and Settingsフォルダのアクセスが拒否される場合
共有フォルダのNTFSアクセス権の設定を一括で適用したい場合
等に使用する

1.所有者を変更する所有者の権限がないと、アクセス許可を変更できない
フォルダのプロパティ → セキュリティ タブ
詳細設定 → 所有者 タブ
新しい所有者を選択 → サブコンテナとオブジェクトの所有者を置き換える にチェックを「入れる」
適用をする
※新しい所有者の所属ドメイン名に注意 だいたいドメインはAdministrator ローカルコンピュータはAdministrators になっていることが多い(?)


2.アクセス権の親フォルダからの継承を削除する手順
フォルダのプロパティ → セキュリティ タブ
詳細設定 → アクセス許可 タブ
「子オブジェクトに適用するアクセス許可エントリを親から継承し、それらをここで明示的に定義されているものに含める」 のチェックを「外す」
コピー → 現在表示されているアクセス許可を残す
削除 → アクセス許可を消す

3.アクセス許可の再設定
フォルダのプロパティ → セキュリティ タブ
詳細設定 → アクセス許可 タブ
より設定後、
「子オブジェクトすべてのアクセス許可エントリを、ここで表示されているエントリで子オブジェクトに適用するもので置換する」のチェックを「入れる」
続行しますか → 「はい」


2009年9月28日月曜日

Avira antivir インストール

Avira antivir インストール&広告表示

Avira antivir 公式ページhttp://www.free-av.com/
DOWNLOAD → FREE Antivirus DownloadDOWNLOAD NOW! Download.com
→ To complete your download, click on the link below: Download Now
よりダウンロード&インストール

広告表示対策(Windows 7 RC/RTMにて検証済)Windows XPでは若干動作が違うと思われますC:\Program Files\Avira\AntiVir Desktop または
C:\Program Files (x86)\Avira\AntiVir Desktop を開く

avnotify.exe を右クリック → プロパティ
セキュリティ タブ → 「詳細設定」

「このオブジェクトの親から継承可能なアクセス許可を含める」 のチェックを外す

「追加」を選択 → 「適用」 → 「OK」

「編集」 → SYSTEMの「読み取りと実行」「書き込み」のチェックを外す → 「適用」 → 「OK」
にて表示されなくなるはずです。おそらく。

2009年7月14日火曜日

Willcom D4 にWindows 7 RC を入れてみた

手持ちのWillcom D4にWindows 7 RCをクリーンインストールしてみました

ただ普通にやるのではおもしろくないので複合的に。。。

Windows 7 RCをUSBメモリでクリーンインストール

インストール時は仮想ハードディスクファイルを作成し、そこにインストール

したときの動作を検証してみる!

手順

diskpartを使ってWindows Vista/7のインストールUSBメモリを作る
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1155diskpart/diskpart.html

インストール速度はそこまで速くならない気がする。というかD4は内部でボトルネックが多そうですが。
BIOSではBootでUSB-HDDを優先度高にしないとUSBメモリから起動しません。
かついつもの"Press any key boot from..."がでないのでインストール中に再起動かかってもまたUSBメモリから起動するので注意



Windows 7時代の新常識-仮想ハードディスクをドライブとして使う【後編】  VHDファイルをブートドライブにする
http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/series/2008r2lab/20090710_294172.html

この手順通りにやっていくと問題はなかったです。がexpandable(容量可変)にしてもインストール後はすでに指定容量は確保されていていました。
ちなみに20GBでインストールしたのですが、特に容量的な問題もありませんでした。
ちなみにインストール直後は8GB程度使用していました。

Willcom D4 まとめ - OS変更
http://www33.atwiki.jp/d4matome/pages/24.html

を参考に各種ドライバ・Office2007Ultimateインストール

インストール後エクスペリエンスインデックスを走らせるもハードディスクの項でvhdのためエラー との表示・・・Aero動かず・・・

Aeroを動かすには、
コントロール パネル →すべてのコントロール パネル項目 → トラブルシューティング Aeroデスクトップ効果の表示からたどるとAeroは有効になった。意外にさくさく動く。Vista版みたくもっさりしてないのが良い。


さて、今後ははバッテリーの持ちとナビ機能の検証の予定です。


Windows Server 2003 R2 への移行

旧Windows Server OS からの移行する作業が最近多いのでその作業メモ
Server 2000 / 2003 → Server 2003 / 2003 R2 の移行
ドメインコントローラが1台のみ、ドメインコントローラ(DC)移行するパターン
サーバーの役割 Active Directory DNS のみの場合
手順
(1) FSMOの確認(スキーママスタ、ドメイン名前付けマスタ、RIDマスタ、PDCマスタ、インフラストラクチャマスタの確認)
DCが1台だけだとほとんど必要ないが、今後のクセ付けもかねてやった方がよい。確認の方法だけでも頭に入れておくべき。
[HOWTO] Windows Server 2003 で FSMO の役割を確認して転送する方法 http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;324801
を参考に・・・以下手順
ファイル名を指定して実行にて
 regsvr32 schmmgmt.dll → ~~成功しました
によりスキーママスタが見られるようになる
ファイル名を指定して実行にて
 mmc
ファイル → スナップインの追加からActice Directoryスキーマ を追加
ここで欲張っていろいろスナップインを追加するとエラーの元になるのでやめる
追加されたActive Directory スキーマを右クリック → 操作マスタ にて確認
管理ツール → Active Directory ユーザーとコンピュータ
ドメイン名を右クリック → 操作マスタ にてRID、PDC、インフラストラクチャマスタを確認
管理ツール → Active Directory サイトとサービス
Sitesを展開してNTDS Settingsを右クリック → プロパティ よりグローバルカタログを確認
(2) 移行前のスキーマバージョンの更新旧DCのコマンドプロンプトにて
*forestprepはスキーママスタで domainprepはインフラストラクチャマスタで1回のみ実行する
移行先が2003 無印 (2003 インストールディスク"1"を入れて)
*:\i386\adprep /forestprep
時間がかかる
*:\i386\adprep /domainprep
すぐ終わる
*:\i386\adprep /domainprep /gpprep
移行先が2003 R2 (2003 R2インストールディスク"2"を入れて)
*:\CMPNENTS\R2\ADPREP\adprep.exe /forestprep
時間がかかる
*:\CMPNENTS\R2\ADPREP\adprep.exe /domainprep
すぐ終わる
*:\i386\adprep /domainprep /gpprep
(3) 新Server2003 をドメインに追加・ドメインコントローラに昇格
 (1)が完了していないとドメインコントローラの昇格の際にエラーが出る
(4) FSMOの移行  (2)を参考にして変更 ボタンを押す
(5) グローバルカタログの移行
 (2)を参考にしてグローバルカタログのチェックを入れる
(6) 新Server 2003でDNSのインストール・自動レプリケーション
(7) ドメイン全部のDC、クライアントを新Server 2003に向ける
(8) 旧2000 serverとクライアントを再起動・ログインし直す コマンドプロンプトにて
set l
にてログオン先のサーバーが確認できる
(9) 新サーバーにログインが確認できたら旧サーバーをドメインコントローラから降格

DNSの移行はレプリケーションに任せればよいが、自分の環境ではうまくいかないことがあるので
一番スマートなやり方を模索中です。。。



2009年6月19日金曜日

IISマネージャにasp.net 2.0が表示されない

コマンドプロンプトより
C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\Aspnet_regiis -ir
を実行するとIISマネージャにasp.netが表示される


2009年6月12日金曜日

Linux版OperaでBitTorrentを強制的に無効にする

OperaはBittorrentのクライアント機能が標準で有効になっています
アドレスバー opera:config から無効にできるのですが、簡単に元に戻せます。

/etc/opera6rc.fixed に以下を追記
[BitTorrent]
Enable=0

これで強制的に無効になります。ユーザーは変更不可能です。


2009年6月8日月曜日

旧世代PCにWindows7RCを入れる

うわさのWindows7はかなり使いやすいです!
・・・と、いうことでちょっと古い旧世代PCにも入れてみました。

スペック
M/B MSI K7N2G  nForce2 IGP / MCP2
AthlonXP 2500+ (1.8GHz)
DDR 400 512MBx2 1024GB Dual Channel
GeForce FX 5600
Seagate 80GB IDE (中古)
ってな感じ

Windows7RC x86起動ディスクにてHDDのフォーマットができなかったので、とりあえずWindowsXP SP3インストール。
その後Windows7RC起動ディスクにてカスタム、新規インストール。
カスタムでもHDDフォーマットしないとwindows.oldフォルダにデータ残るみたいです。
インストール後デバイスは全部自動認識。
グラフィックはNVIDIA公式ドライバがなかったけれど、自動認識できたのでOKとしました。
Windowsエクスペリエンス インデックス 評価
CPU 2.9
メモリ 4.1
グラフィック 3.4
ゲームグラフィック 3.0
ハードディスク 5.2
思ってたよりグラフィックの点数が高くてびっくりでした
何よりもAeroが動いたことがびっくり。
案外旧型のPCでもWindows7でよみがえるかも?


2009年5月29日金曜日

Windows Vista/7のインストールUSBメモリを作る

diskpartを使ってWindows Vista/7のインストールUSBメモリを作る - @IT
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/1155diskpart/diskpart.html

光学ドライブがない環境/遅い環境に非常に役に立ちそう!
問題は速度がどうかというところですね。検証してみますか


2009年5月27日水曜日

今日組んだPC

今日組んだPCのマザーボード ↓
GIGABYTE GA-EX58-UD5 マザーボードGIGABYTE GA-EX58-UD5 マザーボード
販売元:日本ギガバイト
クチコミを見る

さすがハイエンド。いろいろ惜しみないですね。
一つ残念だったのがケースに干渉して3-way SLIができなかったこと。

BIOSも細かい機能が多くて一番びっくりしたのはSmart Backup機能。
SATAのHDD同士でファイルコピーができそう。これはいいかも!
明日はOSインストールだ!


2009年5月25日月曜日

コンピュータの使用者名の変更

Windows XP系で使用者名 団体の変更のレジストリキー
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion
の中の
RegisteredOwner が名前
RegisteredOrganization が団体
のようです。直接日本語でうてます。

レジストリの編集は自己責任だそうなのでバックアップはお忘れなく。


ウイルスで強制終了させられる

久しぶりにウイルスに感染したPCを見ました。
30秒でシャットダウンするタイプ。

あせらずスタート → ファイル名を指定して実行 に
shutdown -a (Windows XP)
shutdown /a (Windows Vista)
と打ち込めばとりあえず止まります。

さて、これからどうやって修復しようかな


リカバリCDがない場合にCドライブが壊れた!

NEC製PCでの出来事ですが、リカバリCDがない場合にHDDが壊れた場合、
リカバリパーティションは見えるけれどもCドライブは無理そう。普通にリカバリ起動できない。。。って場合にやってみたこと。

用意するもの 壊れたHDD 新しいHDD(同容量) IDE-USBケーブル(これDo台)

(0 データのバックアップ 救出)
1 壊れたHDDのリカバリパーティションのデータを取り出す
2 新しいHDDのパーティションを切る(これDo台でコピーをかけてキャンセルすると一番楽かも)
3 新しいHDDの1番目のパーティションをNTFS,3番目のパーティションをFAT32でフォーマットする
4 新しいHDDの3番目のパーティションに1で取り出したリカバリパーティションのデータを入れる
5 Windows98 or MS-DOS の起動FDにて起動
6 コマンドにて
cd E: (リカバリパーティションに移動)
autoexec
と実行
7 文字化けしたNECリカバリセットアップ画面が出るのでそれらしい選択肢を選んでいく
8 Ghostが起動すればOK
9 あとは通常の手順どおり

ちなみに、リカバリパーティションのghost.exeを直接起動してもghostは起動するのですが、リカバリイメージにパスワードがかかっているため難しいです。しかもディスクイメージが2つ3つぐらいあるので、どれか特定するのも難しそうでした。

ちなみに使用したHDDコピーツールはこれ↓
センチュリー HDD接続キット これdo台マスター KD25/35MAセンチュリー HDD接続キット これdo台マスター KD25/35MA
販売元:センチュリー
おすすめ度:4.5
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